こんにちは、こうぞうです
我が家では同時育休(妻の産後休業含む)は計3ヶ月ほどありました。実際に支給された育児休業給付金の金額から、夫婦同時育休中の生活がどうだったのか紹介していきます!
この記事は3分くらいで読めて…..
・育児休業給付金がいくらもらえたか知りたい…..
・同時育休がどうだったか知りたい…..
などの悩みを解決できます。
正直、育休はとってみないと分からない事だらけでした!第1子だったこともあり、初めての育児と金銭的な不安と同時に押し寄せてきましたね。我が家の結論としては「生活費は上がったが、やり繰り次第では生活できる」です。これから育休とるならこの記事を読んで是非、参考にして下さい。
育休の給付金はいくらもらえるのか?
まず、一番気になるのは「いくらもらえるんだ?」って、とこですよね。自分の場合は1ヶ月でおよそ24万円支給さました。※育児休業の期間を31日と計算されてなので、1日およそ7,700円です。トータルで3ヶ月以上育休を取得しましたが、出産直後と妻の職場復帰で分けて取得したので1回目は31日間でした。
では、簡単な計算方法を紹介します。
計算方法
大まかな計算であれば会社員の場合とても簡単です。下記の式に自分の収入を当てはめることで目安となる金額が分かりす。また、参考用に一覧表を作成しましたので、大体の金額だけ知りたい方は「月給からの一覧表」を確認して下さい。
・育児休業給付金 = 月給の総支給額 x 0.67
※大体の金額になりります
これだけです(笑)総支給額で計算するのがポイントになりますよ!(税金や残業代・通勤手当など含めた額)
詳細に計算したい人は下記になります。
・育児休業給付金 = (育休前半年間の総支給額 ÷ 180) x 0.67 x 育児休業取得日数
ちょっとややこしくなりましたね、一つずつ確認していきましょう。説明が不要な人は「生活がどうだったか」から読み進めて下さいね。また、「公務員」の場合は似てるんですがちょっと違う計算だった気がするので参考程度に読んで下さい。
育休前半年間の総支給額とは
言葉のままなのですが、育児休業取得開始月から半年前までの6か月間の月給の総額となります。下図の様な感じすね。
女性の場合は、育休開始日ではなく「産前休暇開始日 or 出産日」の前の月までの6か月ですね。
月給に波が無い場合は、単純に6ヶ月分の給料(総支給額)で大丈夫です。残業やその他の手当てで変動がある場合は、残業代等も含めた総支給額を6ヶ月分合計した金額となります。
育児休業取得日数とは
男性の場合、生まれた日を1日目と計算し復帰する前日までの日数になります。これのポイントは土日・祝日も含むということです。「会社を休んだのは平日だから」と平日のみカウントしてはいけません。自分も最初は平日のみカウントし大まかに計算していましたが、いざ支給されて「土日・祝日」も含むことを知りました。
土日・祝日も含むことで国の制度で「育児に休日は無い」と言われているようで少し嬉しかったです。
支給例
では、1ヶ月の給与が25万円のとした場合の支給例を計算してみましょう。条件は「月給に変化なし・取得日数は30日・半年までの67%支給で計算」とします。
167500円 = ((250000x6) ÷ 180) x 0.67 x 30
30日の育児休業でおおよそ17万円支給されることとなります。※正確な金額は所属会社の担当に確認して下さい。
25万円の箇所を自分の給与に置き換えるだけでいいので、是非確認してみて下さいね!
月給からの一覧表
各月給からの給付金一覧表を作成しました。大まかな金額となりますが、自分がどの位支給されるのか確認に利用して下さい。※100%正確な給付額ではありません。参考用として下さい。
- 金額は30日分で計算
- 小数点以下は切り捨て
- 半年までの67%給付で計算
- 月給は一定であるとする
- 残業代や通勤手当等を含む
月給 | 支給額 |
---|---|
5万円 | 51797円 |
6万円 | 51797円 |
7万円 | 51797円 |
8万円 | 53600円 |
9万円 | 60300円 |
10万円 | 67000円 |
11万円 | 73700円 |
12万円 | 80400円 |
13万円 | 87100円 |
14万円 | 93800円 |
15万円 | 100500円 |
16万円 | 107200円 |
17万円 | 113900円 |
18万円 | 120600円 |
19万円 | 127300円 |
20万円 | 134000円 |
21万円 | 140700円 |
22万円 | 147400円 |
23万円 | 154100円 |
24万円 | 160800円 |
25万円 | 167500円 |
26万円 | 174200円 |
27万円 | 180900円 |
28万円 | 187600円 |
29万円 | 194300円 |
30万円 | 201000円 |
31万円 | 207700円 |
32万円 | 214400円 |
33万円 | 221100円 |
34万円 | 227800 円 |
35万円 | 234500 円 |
36万円 | 241200 円 |
37万円 | 247900円 |
38万円 | 254600円 |
39万円 | 261300円 |
40万円 | 268000円 |
41万円 | 274700円 |
42万円 | 281400円 |
43万円 | 288100円 |
44万円 | 294800円 |
45万円 | 301500円 |
46万円 | 301902円 |
47万円 | 301902円 |
賃金に応じて支給額が決まりますが、育休手当には上限・下限額があります。 育休に入る前の報酬が450,600円を超えていた場合、受け取れる給付金の上限は301,902円(支給率67%)となります。また、下限は月額賃金77,310円以下に対して、支給額51,797円(支給率67%)です
※令和3年11月時点での金額です。毎年8月1日に変更されています
2人とも正社員で月給20万円だとすると合計で26万円程度の支給となり、贅沢しなければ生活できそうですね。奥様の出産手当金について知りたい人は、「産前休暇を取らないのは有り?実際の過ごし方とは?」で確認して下さい。
実際の生活費
では、実際に子供が生まれてからの生活費について紹介します。我が家的には「生活費は上がったが、やり繰り次第では生活できる」との結論です。育休の給付金も確認して頂けたと思うので、実際にどんな内容で生活費が上がったか確認していきましょう。
- 食費 → ミルク代UPしたが、外食が減りほぼ変化なし
- 光熱費 → 室温管理やお風呂入れたりで増加
- 日用品 → おむつ等の赤ちゃん用品購入で増加
やはり、赤ちゃんと言えども1人増えたことで殆どの項目で増加しましたが、上記はその代表例3つとなります。1つずつ確認していきましょう。
食費
我が家は母乳とミルクの混合で育てていますが、ミルクが結構高いんですよね。明治のほほえみを使っているのですが、1缶をだいたい10日くらいで飲んでいます。1缶安くても2000円程度はするので1ヶ月最低6000円はかかります。
※楽天でまとめ買いが一番お得でした!
ただ、我が家の場合は離乳食が始まるまでは外食する機会が減り、育休中で家にいる時間が増えたことで自炊をし大人の食費を抑えることが出来ました。でも、毎日手料理ではありませんよ(笑)
レトルト食品や冷凍食品を使ってサボることも多々ありました。最近の既製品は味もいいですし栄養バランスも考えられるように種類も豊富で良いですよね。楽できるところは楽していきましょう!
光熱費
秋田に住んでいるので、春秋は冷暖房機が無くても生活できる日があったのですが、子供が生まれてからはエアコンを丸1日つけない日が無くなってしまいました。また、近年は春秋の期間が極端に減ってきているのでそのせいもありそうですね。
年中室温を20°程度に維持しているので、どうしてもお金がかかってしまいました…..
また、赤ちゃんをお風呂に入れたり哺乳瓶を洗ったりと水道を使う量も増え、寒くなると給湯機を動かすことでガスの使用量も増えてと。たまたま、原油高と重なったことで光熱費が高くなったのもありますが、全てのメーターの使用量が増えていたので通常時でも支払金額は増えていますね。
我が家の場合は水道が1割、ガスが2割、電気が2割程度の増加となってましたよ。
日用品
赤ちゃん用品で日用品に含まれそうなものだと「おむつ・赤ちゃん用のボディソープ・シャンプー・保湿クリーム・洗濯洗剤」などでしょうか。おむつは新生児の頃は1日10枚近く替えることもあるので、90枚入りの新生児用だと約10日で使い切ります。大体1200円くらいなので、月3500円程度はおむつでかかっています。その他、シャンプーなどのお風呂用品や洗剤は使うメーカーにもよりますが我が家だと合計で1ヶ月3000円程度になっています。
あとは、ミルクの吐き戻しやおむつ交換の時にティッシュをよく使うの使用量が増えましたし、赤ちゃん用の服を6セット購入していたのですが、ウンチの漏れで汚したり汗かいて着替えたりで洗濯回数が多くもなりましたね。服の追加購入も考えましたが、成長が早く新生児の頃は50-60cmの服で足が隠れていたのに、4か月くらいで7分丈になっていて半年で余裕でサイズアウトでした。
赤ちゃんの服は可愛いのが多く、つい買ってしまいがちですが着れなくなるのがすぐ来るので買いすぎには注意です!服のサイズの割りに金額も結構しますからね!
まとめ
如何でしたか、夫婦で育休を取っても生活できるイメージはできたでしょうか?生活費は殆どの家庭で上がることは間違いないです。ただし、日本の場合は給付金もしっかり出るので贅沢はできないかもしれませんが、生活に困ることは無いと思います。最後に内容を振り返りましょう。
- 給付金は月給の2/3程度貰える(残業代や通勤手当含む金額で計算する)
- 給付金には上限と下限がある(上限約30万円、下限約5万円)
- 生活費は上がる(赤ちゃん用品の購入が必要なため)
この記事が皆さんの生活に少しでも役立てば幸いです。